簡易課税 ②控除対象仕入税額等の計算(付表5)2種類の事業を営む事業者の場合
はじめに
前回では、申告書の課税標準額①、消費税額②を作成しました。
控除対象仕入税額④は、「付表5 控除対象仕入税額の計算表」を作成して転記します。
本記事では、「付表5 控除対象仕入税額の計算表」を作成していきます。
資料
当社は税抜きで会計処理をしている。
売上は課税売上げのみ
課税標準額に対する消費税額①
申告書 消費税額②欄の金額630を転記します。
売上対価の返還等対価に係る税額③
申告書 返還等対価に係る税額⑤から転記
控除対象仕入税額計算の基礎となる消費税額
課税標準額に対する消費税額①+貸倒回収に係る消費税額②-売上対価の返還等に係る消費税額③
→630+0-6=624